#streetphotography な話
某F社カメラ新製品発表のPV(プロモーションビデオ)が大炎上し、PVページは削除、当日F社の謝罪広告、、炎上はその撮影風景をPVに起用されたストリート写真家のTwitterアカウントに波及、アカウントは削除の結末になった。。。
僕はストリート写真は写真集「Tokyo Framing」発刊で一区切り、今は、少し物理的距離を置いて、街撮りと称し「街ゆく人々を含めた街景」を撮り続けている。Twitterタグは、#streetphotography を付けているが、分類すればストリートだ。だから街ゆく人々を主題にしたカットも存在する。
先の炎上では「盗撮」「肖像権侵害」とのキーワードが乱れ飛んだ。省略するが盗撮ではないし、肖像権自体の法的記述はどこにもない。抵触するのは自治体の「迷惑防止条例」との見方でいる。つまりは、街ゆく人々に不快な心情を現行犯で与えたかどうかだ。これはもう、撮られた側の主観で現行犯で訴えるしかないのだ。撮る側としては、主観的に「人に迷惑を掛けない範囲」で撮るしかないことになる。
さて話を先のPVに戻そう。「人に迷惑を掛けない範囲」で撮っていたか?答えは、写真家の「覚悟」でしかないと考える。パーソナルゾーンを犯してでも撮るかどうか?!それは写真家の主観、つまり「覚悟」でしかない。PVの写真家はその「覚悟」はあった。このさいその撮り方が「きもい」「暴力だ」・・・などなどの心情は捨て置く。
気になるのは写真家の行く末。たぶん、なにも無かったように撮り続けていることを願う。
某F社は今回の一件で、同義的に「#streetphotography」な撮影を擁護する義務は免れない。
画は「Tokyo Framing」のワンカット
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